今回はレンガ調のサイディングにナチュラルテイストな門柱が優しい印象のおウチからのご依頼です。写真の様に設置場所に制限があり、尚且つお名前が長かったので既製品では中々合うものが無かったそうです。
タイプはアイアンの吊り文字表札がご希望でしたので全体のバランスを考えつつ、吊り部分の長さを調整してぴったりの表札を製作させて頂きました。英語にするとお名前が長くなる方は参考になると思いますのでご紹介致します!
お問合せ時のご要望
お問合せ時の内容は以下の様なものでした。
そして頂いた玄関先のお写真がこちら。(サイズは1440×1920ピクセル)
冒頭にもあったように既設の照明などがあるためスペースが限られていて、お名前が KASHIWAKURA と「文字数が多く照明下のスペースに収まるかどうかが不安」との事でした。
頂いたお写真から簡易イメージ図を作る
ご注文確定後には、ご希望頂いた場合に写真に表札を合成した「簡易イメージ図」をお作り致します。これはイメージがつかみやすいだけでなく、前述のように表札の大きさを比較検討したい場合にも有効なのでおススメ。その様子を簡単にご紹介します。
まずパースがかかっていた画像(元の写真)を変形して、門柱が出来るだけ正体に見える様に変形します。背景は一緒に変形してしまい不自然なので門柱だけを切り取り下の画像のようになります。
簡易イメージ図作成前に必ず正面からのお写真をお願いするのは、こういった作業があるかないかでイメージ図作成時間に違いが出るためです。(スペースなどの都合から写真を撮るのが難しい場合は、CGイラストでの作成も可能です。)
次に表札と門柱の大きさを比較するために、お知らせ頂いた寸法を参考にして上の画像を原寸まで引き延ばします。(頂いた寸法は、門柱W79cm×H145cm , ポストW39cm×H39cm , 外灯W13.5cm×H13.5cm)
頂いたお写真の解像度が高ければ引き延ばした時に画像が荒れないので綺麗な仕上がりになります。
併せて表札もご希望の原寸サイズ枠の中に入れた後、全体のバランスを見ながら調整していきます。
照明下の空きスペースの高さの中心に収まる様に、吊り部分の長さもここで調整。これで「簡易イメージ図」の完成です。ご注文・ご入金後にお写真を頂いてからここまで約1週間でした。(頂いた写真素材、ご注文時期、ケースにより差があります。)
大きさの検討
上のイメージで全体のバランスをご確認頂いたら、次は原寸データをお送りするので印刷して頂き実際に壁に当てて検討して頂きます。
お送りしたデータをA4等倍で印刷して頂くと実物とほぼ同じ大きさになります。これを壁に当てて大きさを確認して下さい。
このタイミングで「文字全体の幅をあと1cmだけ位小さく」や「吊る部分の長さをあと1.5cm長く」などの調整がして頂けます。
※多くのご家庭のプリンターがA4用紙までしか対応していないためにA4サイズでお送りしております。(プリンターがない場合は郵送も可)
デザイン、大きさがOKなら製作開始!
ここまででデザインや大きさを確認して頂きOKであれば製作開始となります。そうして出来上がったのがこちら。
というわけで、いかがでしたでしょうか。空いたスペースに合わせてオーダー製作致しました 吊り文字のアイアン表札。
今回は長いお名前の方の参考にもなり、ナチュラル&モダンなテイストにもマッチする事が分かりました。
そして、Tetsu Moku のレイアウト図を活用すれば、ちょっと時間と手間が掛かりますが「自由にデザインと大きさが調整できる」事お分かり頂けたかと思います。「お、なかなか良さそうだな!」と思った方は是非一度お気軽にお問合せ下さい!
吊り文字アイアン表札の詳細はこちら。