天井からボルトで吊る吊り下げアイアンシェルフをオーダー製作中

天井吊り棚のアイアンフレーム

建築会社様からご依頼の吊り下げアイアンシェルフを製作中です。飲食関係を中心に、住宅でも一般的になってきた吊り下げシェルフ。ハンギングシェルフとも呼ばれたりしますが、その中でもアイアンのものが最近では人気の様です。良い機会なので、それにまつわる話を少しだけご紹介します。

ミリ単位でオーダー製作可能

下の画像は今回ご依頼の際にお送り頂いたもの。一般の方でも図面があればミリ単位でのオーダー製作が可能です。図面を描くのがが難しい場合は落書き程度でも良いのでご相談下さい。(色の付いた部分が棚板)

吊り下げシェルフの図面

形状の確認

形状や詳細が分かりづらい場合は、こちらから確認させて頂く事もあります。今回ご希望の太さの材が規格サイズになかった事もあり、確認のための図面をお送りさせて頂きました。

ハンギングシェルフの確認図面

各寸法が変更され、穴あけの大きさも追加されています。分かりづらい部分を補足させて頂きました。

ご希望に合わせた材や仕上げ方法の選択も可能

今回は3/8のボルトをフレームに通して天井から吊り下げるそうで、軽量化も考慮してスモール角パイプで製作中です。天井下地がしっかり組んであれば無垢材の選択も可能です。ご注意頂きたいのは、角パイプは小さいサイズではシルバー色の酸洗になる事。下が角パイプの酸洗と無垢材の色の違いです。

無垢の丸い棒の方が色が濃い事が分かります。黒皮といっても濃いグレーに近いですね。
「もっと黒い方がいい」という場合には黒の塗装という事になってきます。(もちろん白など他色での塗装も可)

溶接部分の見た目

下が溶接した部分の見た目になります。ビードといって少し盛り上がっているのが分かりますでしょうか。「これがいい」という方もいれば「削って欲しい」という方もいらっしゃいます。もちろんどちらの仕上げも可能です。(色を塗るとビードがあってもあまり目立ちません)

いかがでしたでしょうか。ほんの少しですが、製作の様子をご覧頂きました。この後、建築会社様の方で塗装と取付をされるそうなので、またお写真を頂いたら事例としてご紹介させて頂きます。