またまた製作させて頂きました アイアンの吊り文字表札。今回はカバードポーチやガレージがあったりと、アメリカンなテイストが漂うおウチからのご依頼です。既存の板塀に合わせてサイズを調整しながら製作出来る所を探されていたそうで、運よく見つけて頂きました。メールで何度かやり取りをして修正した成果もあってピッタリになったので、「こんな調整も出来ますよ」という事で簡単な流れと共に紹介させて頂きます!
お問合せ時の補足写真で製作期間の短縮に!
お問合せ時には既に 吊り文字タイプ で決定していたそうで、以下の内容と2枚の補足写真を添付頂きました。
取付場所の素材や取付をご希望の位置、ご希望の大きさなど一目瞭然ですね。こういう写真のありなしでは、製作期間が1週間は変わります。というのも、この辺りについてのメールでのやり取りが大幅に減るうえに、こちらがある程度先回りして色々と準備出来るからです。
レイアウト図で大きさの調整や書体の変更が可能
Tetsu Moku ではご注文・ご入金の確定後にレイアウト図による大きさの調整や書体の変更もして頂けます。(修正は2回まで)ここがオーダーならでは、出来合いのものとは違うメリットでもあります。という事で、まずはお伺いした要件でお作りした1回目のレイアウト図がこちら。(書体はイメージに類似したものを選定した仮のもの)
これに対してのお客様から次のご要望が。
「 KIMURA 」 さんと同じ書体、大きさだとどんな感じかも見てみたい
はい。もちろん書体の変更も可能です。「KIMURA」と同じ書体に変更した2回目のレイアウト図がこちら。
どうでしょう。お客様の反応はというと…
すごく参考になりました!横長でカッコいい文字も素敵なので迷ったのですが縦長にしたいと思います。希望は手書きなイメージにしたいのですがイメージの文字を添付します。文字は高さ40でお願いします。文字の太さは太くなっても大丈夫なので吊り表札として可能な太さでお願いします。吊り棒の長さはそのままで取り付け位置を10下げようかと思っています。何度もお手数ですがもう一度レイアウトをお願いします。
なるほど。なるほど。長体のかかった縦長の書体も雰囲気が出そうでいいですよね。添付頂いた書体のイメージがこちら。(ちなみに吊り棒の長さを変える事も可能)
このイメージを踏襲しつつ、取付位置を10mm下げた3回目のレイアウト図がこちら。
「手書きなイメージにしたい」ともありましたので、添付頂いた書体をトレースして線端に丸みを付けてみました。お客様の反応は…
ありがとうございます。今回のレイアウトで作成お願いします。
OKだったようです。これにて製作イメージのお打合せは完了という事になり、いよいよ製作に進んで行きます。
約1か月ほどで完成!出来栄えはいかに
吊り文字表札の納期は、お打合せ含めトータルで約1.5ヶ月。案件によりまちまちですが、今回はお打合せ後約1か月で出来上がりました。
いかがでしょうか。幅約183mm、文字太さが約3mmで文字太さは製作可能範囲ぎりぎりといった所。吊り部分の丸棒は強度の関係でΦ6mm以上が必須ですが長さは変更可能です。
今回は壁が木製でしたので、取付ベースは「ネジ穴あり ベース裏足なし」。このケースだと、施工業者様に別途ご依頼せずにご自分で取付け出来るので、断然「ネジ穴のみ」をおススメしています。
吊り文字表札の取付例 | お客様からのお写真
後日お客様から設置後の素敵なお写真が!(ありがとうございます!)
板塀と緑豊かなお庭の緑とも違和感なく馴染んでいますね。
影も綺麗に落ちてます。これからの経年変化も楽しみです。
さあ、いかがでしたでしょうか 吊り文字のアイアン表札。今回はサーファーズハウスとしても人気のアーリーアメリカン、カリフォルニアスタイルでカバードポーチがあったりするアメリカンスタイルの住宅にもマッチする事が分かったので嬉しかったです。
そして、Tetsu Moku のレイアウト図を活用すれば、ちょっと時間と手間が掛かりますが「板塀の間に丁度文字が来るように…」なんて事も出来る事がお分かり頂けたかと思います。「そうそう、まさにそうやってオーダー出来る所を探してたんだよね!」という方、是非一度お問合せ下さい!
吊り文字アイアン表札の詳細はこちら。