最近は定番となってきましたアイアンの吊り文字表札。今回は埼玉県のお客様からのオーダーです。塀の大きさやポストの型番、設置場所の写真などを送って頂いてレイアウト相談もして頂いたので、ポストの幅ともバランスの取れた丁度良いサイズで製作させて頂く事ができました。同じタイプの表札をご検討中の方にも参考になると思いますので、どんな感じで進めていったか、その様子をご紹介致します。
まずはどのタイプの表札にするかお選び下さい
今回は既に決まっていたそうで、下の iron nameplate 1「 KIMURA 」の表札をご覧になられて気に入って頂いたのだとか。「同じかたち」、「同じ書体」のものでお考えとの事でしたのでこちらで進めていきます。
（その他の表札タイプもおススメです↓）
取付場所の素材や大きさの情報を送る
まず取付場所が「どんな素材で出来ているか」や、「どの位の大きさ」なのかなどの情報をお送り頂きます。今回は新築のご予定でまだ出来上がったものがなかったため、メールの文章のみでご連絡頂いております。（写真があればベストです！）
位置関係を探るため、ポストや照明の情報もあるとなおベスト！
お客様に動いて頂く事が多く恐縮なのですが、表札の位置関係を探るためにポストや照明の型番、寸法なども教えて頂けるとベストです。今回は上の項目と併せて下記項目もご連絡頂きました。
商品名や型番でほとんどの事が分かる昨今ですが、ネットで検索して出てこない事もしばしば。ご面倒かもしれませんが、こうして実寸サイズを教えておいて頂けるとレイアウトのイメージ図の精度が上がり、実物とより近いものになります。
情報を集めて作った無料の「簡易レイアウト図」を作成！
こうして頂いた情報から「簡易レイアウト図」を作成。下の絵が今回お作りしたものです。
今回は門柱もしくは塀のサイズはまだ決まっていなかったため、標準的な門柱の漆喰仕上げを想定して描いています。ただ、ポストの口金は具体的な型番と寸法を頂いておりましたので、実物の見た目と実際の寸法になっています。この絵にはTetsu Moku から以下のメッセージが含まれています。
いかがでしょうか。もちろんお客様からの情報がなければこの図は作成出来ません。「そういうの面倒くさいからいいや」という方も中にはいらっしゃるのですが、このレイアウト図作成のサービスはご注文・ご入金確認後には無料となっておりますので是非ご活用下さい！
いよいよ完成！取付ベースでも違いが出ます！
そうして出来上がったのがこちら！
いかがでしょうか。大体レイアウト図と同じイメージで出来上がっていますね。ちなみに今回は取付ベースを「ネジ穴なし ベース裏足のみ」でご提案させて頂きました。スッキリしていて綺麗じゃないですか？
好みが分かれる所なので、「このお客様の壁の場合はネジ穴なしの方が良いかな？」という感じでランダムにご提案していますが、ご希望があればお問合せの際に「ネジ穴なしで！」とお知らせ下さいね。（どちらのタイプにしても価格は変わりません。）
下の写真は「ネジ穴なし」と「ネジ穴あり」の場合でどう違うのか並べてみたものです。結構印象が変わる事がお分かり頂けますでしょうか。
もう一つのポイントとしては、取付場所が「木である、もしくは壁中に木の下地がある」場合は「ネジ穴あり」にしておくとご自分で取り付けられるケースが多いという事。「足のみ」の場合は、綺麗ですが特殊な接着剤等が必要であったり施工にコツがあるのでご自分では難しい場合が多いのでご留意下さいね。
…というように、ちょっと小難しいおはなしもありますが、綺麗めな雰囲気が好きならネジ穴なし、より武骨な雰囲気が好きならネジ穴あり、という風に決めても良いかもしれませんね！
吊り文字表札の取付例 | お客様からお写真を頂きました！
冒頭にもあるお写真ですが、後日にお客様からお写真を頂きました。（ありがとうございます！）こうして見ると、吊り文字表札はモダンな家にもおしゃれな植栽にも合う事が分かりますね！
というわけで、定番の吊り文字表札はいいかがでしたでしょうか。今回はおしゃれで綺麗めな外構に合わせて頂きましたが、玄関の雰囲気は迷ってしまうくらい多種多様！今後もお客様から頂いたお写真を活用して、出来る限り色々なケースをご紹介して皆さんのモヤモヤを吹き飛ばしていけたらなと思います。もちろん、今回の記事で「私もこんな感じがいい！」と思って頂けた方は是非一度お気軽にお問合せ頂ければと思います！
