筆記体？漢字？文字のデザインからオーダー出来るアイアン表札を製作！

蒲郡市のお客様よりご依頼頂きましたアイアン表札を製作させて頂きました。今回は 文字のデザインから考えるフルオーダー表札 。デザイン制作も承っている Tetsu Moku だからこそ出来る おススメの表札 です！とても良い事例となりましたので、順を追ってオーダーの様子をご紹介致します。

「なんかオシャレな表札にしたい。」まずはざっくりしたご相談から

新築で家を建てる事となったお客様。どんな表札にするかが一番フワフワして決められなかったそうです。「でも、なんかオシャレな表札にしたいんです！」との事。そう、それが表札なんですよね。分かります。おウチの顔にもなる表札にはお客様の想いも色々と巡ります。

・具体的なイメージはない…
・「いいなー」とは思うのもあるけど「これだ！」とまではいかない…
・英語は長そうなのでなし！
・カタカナか漢字もいいかも…
・フクロウかスズメのシルエットもつけたいな…

そんな風に考えながらなんとなく気になる表札の写真を集めてみたものが上の写真だそうです。なるほど、なるほど。様々なテイストがありますが、どれもオシャレなものばかりですね。

取付場所は？位置やサイズ、雰囲気の分かる資料が重要！

次にこちらからお願いして送って頂いたのが「設置場所の資料」です。まだ着工前との事でしたが、その段階での平面図と3Dパース図（イメージ図）、門柱の図面を頂きました。どんな場所に取付けるのかイメージし易く雰囲気やサイズもバッチリ分かりますね。その他にもインターホンとポストの型番等の情報も頂きました。

肝心の表札を取り付ける位置は図面右下の図に描かれた門柱のポスト上のあたり。材質はブロック積みにモルタルの金ゴテ仕上、白に塗装との事でした。
こうしてお客様から頂いた情報を元に描いたものが下の絵です。ここに色々なデザインの表札を描いてお見せするので、検討して頂く際にはとても重要なものとなります。（この絵があるのとないのとでは大違い！）

頂く情報が多ければ多いほど現実に近い見た目になっていくので、「位置やサイズ、雰囲気の分かる資料が重要」とお伝えしているのがお分かり頂けると思います。

設置場所などの要件が整うとデザインのお打合せに

次はどのようなデザインにするかのお打合せです。今回はご希望があったのでLINEでやり取りをさせて頂きました。その時ふと思った事もササっと送れたり、流れも縦につながって見易くて履歴も残るので安心ですし、やはりいちいちPCに向かわなくていいというのが良かった様です。
ここでは、はじめのザクっとしたご要望からもう少しつっこんだお話をお伺いしました。旦那様と奥様の趣向の違いであったり、フクロウとスズメのどちらにするか、漢字と英語のどちらにするかなどなど。

線が細すぎて製作が難しく除外させて頂いた案もありましたが、今回は伺ったイメージを総括する様なかたちで下の様なものをご提案しました。（※一部割愛しています）

Tetsu Moku のおススメは左上の案。簡単な構成の苗字だからこそ出来た案でもあり、お打合せする中でなんとく閃いた案です。「筆記体のような漢字」で遊び心を持たせつつ、新しいおウチに合わせて高揚する気分を手描きで表現させて頂きました。ご依頼主様にもご満足頂けた様で、こんなお言葉を頂きましたよ。

「私は左上の画像がいいかなと思いました。アイアンってもっとカクカクしたイメージだったので、こんな柔らかくなるんだと驚きました。ただ、スズメはもう少し太らせてください笑スズメは冬になると防寒のために毛をふわふわにさせてまん丸の「ふくらすずめ」と呼ばれるようになるんですが、それが好きなのでもっとマルッとモフっとお願いします笑「筆記体と思いきや漢字」いいですね。楽しそう( ´艸｀)」

お客様ご所望の「ふくらすずめ」はこの後しっかりまるっともふっと修正致しました。とってもかわいらしく、でもお客様だけの表札が出来たと思います。