DIYでオシャレなワークスペースを!鉄脚で白×黒のデスクとベンチのセットが完成!

シンプルでモダンなワークスペース

港区のお客様よりご依頼のシンプルな 口型の鉄脚 を製作させて頂きました。もはや世間でもTetsu Moku でも定番となっているこの鉄脚。「アイアン脚」や「鉄脚」と呼ばれていますが、テーブルや机、そしてベンチにも使えるのです。こちらのお客様、美的センスもさることながら、柔軟な使用方法と考え方でハッとさせて頂いたのでご紹介致します!

ご希望の鉄脚のタイプ

以前の記事、「オーダー頂きましたテーブル用鉄脚を納品させて頂きました。 」を参考にお問合せ頂きました。こちらは iron legs parts 4 という口型の鉄脚。1、2、3、4とタイプがありますが口型のものに関しては「仕上げ方法」で分かれています。この4は 無塗装 のもの。下の様な鉄そのままの色でグレーっぽい感じです。

口型のテーブル用鉄脚

そして真ん中は必要なく、両側部分だけ欲しいとの事でした。サイズ感で悩んでおられましたが、W550 × H700 × D50でご指定頂きました。納期は無塗装のものだとご注文・ご入金から約2週間ちょっとでお届け出来ると思います。天板の厚みを教えて頂ければネジも付属しますので、届いたその日に取付も可能です。

DIYで脚を付け足して白くて広い天板の学習机に

そして出来上がったのがこちら。後日、取付後のお写真をお送り頂きました。横長の白い天板に鉄の脚がマッチしていますね。フローリングや壁との相性も〇です。

DIYで作った横長の学習机

お子様のご入学に合わせて、リビングに置く学習机として活躍しているそうです。なぜ一番右側が木製の脚なのかはお伺いしませんでしたが、それがまた雰囲気があってとても良いなと感じました。こういう唯一無二のものってなんだか惹かれます。DIYや余ったテーブル脚の再利用の参考にもなりますね。

白い天板と口型のアイアン脚

DIYはまだまだ続く!デスクに合わせてベンチも追加で製作

実はベンチ脚の方のご依頼は、上のデスクが完成してから1年程経って再びご依頼頂いたものです。コロナの影響で在宅勤務→机が足りない→テーブルを増やす→座る場所が足りない…という具合でしょうか、どのご家庭にもこの様な問題があるのかもしれませんね。

こちらのお客様の場合は前回のデスクと横並びにベンチを置く事で、その問題を見た目も実用面もまるく収めるという発想に行きついた事がすばらしいと思います。普通は既製品を買って終わりのところを、DIYで自分のスタイルに引き寄せるというのですからその心意気に感服です。

IEKAのキッチンワークトップを利用してベンチに

ちなみに冒頭の写真で壁側にあるベンチは2脚をつなげています。座面は IKEAのエークバッケン というキッチンワークトップ(天板)。これを元のサイズW186xH65(cm)※厚み28mmから短辺を57cmに切断して座面とするのだとか。

IKEAのキッチンワークトップ

確かにいちから準備するよりコスパはいいですし、元から高圧ラミネート(化粧板)も貼られているので傷もつきにくく丈夫。そして2脚にする事で、時にはテーブルを囲んだりシーンに合わせて使い分けられます。丈夫な鉄脚を使う事で必要最低限のパーツで済み、見た目がシンプルになったのも功を奏していますね。ナイスアイデアです。

シンプルなのは色々考えた結果です

ベンチの出来上がりは至ってシンプルですが、そこまでにはお客様と一緒に色々な事を考えましたお客様の心配事にも一つずつお答えしていったので参考にご紹介します。

Q1.「座面の幅が186cmと長いのですが脚は3本必要ですか?」  → 答え:通常は真ん中辺りに1本あった方が良いですね。板厚が28mmなので、人が座ると長手方向の中央がしなります。脚の取付位置(中央に寄せる)によっては無くても大丈夫です。

Q2.「真ん中に脚が1本必要だとしたら、口型の脚が計6本が並ぶことになりクドく感じます。1本脚のデザインにする等、出来るだけシンプルなものに工夫できませんか?あとルンバにも引っ掛かりそうで…」 →答え:そうですね。1本脚でもそれなりの効果はありますが、座面奥行きが570mmあるので奥行き方向のたわみは出ると考えられます。その点では、口型形状の脚が理にかなっていて良いのですが「多少たわんでも良い」という事であれば1本脚もありです。ルンバの件は脚がある限り難しいですが、例えば下の様な脚はいかがでしょうか。ベンチ前後方向の端に座っても、力が中央に分散されるため口型でなくても前後方向のたわみは軽減されます。ルンバと口型という縛りがなければ、角パイプにする等デザインを根本的に見直す事も可能です。

存在感を無くすY字の鉄脚

Q3.「重ね重ね恐縮ですが、例えば真ん中は脚ではなく、鉄の棒を1本もしくは2本、脚と脚の間に沿わせるのではやはりたわんでしまいますでしょうか?」簡単な手書きの図(裏から見ています)で恐縮ですが添付がイメージです。

ベンチのたわみ防止のアイデア

→答え:フラット棒の場合、平べったい訳ですから絵の様に沿わせると上からの荷重に弱いです。この構成でいくのであれば断面がL字形状のアングルを使用するのが好ましいです。(細長い紙を長手方向にL字に折ると、曲げに強くなるのと同じ) 添付の図は、別案件のものですが下の様なイメージです。

天板の長辺のしなりを改善するフレーム構造

それでも、今回のベンチでは1800近く飛ぶので若干はしなるかもしれません。完全にしならないものとなると、1本がとても重たい(10kg以上)ものになるので現実的ではありません。この構造で上からの荷重をある程度支えつつ、ご自身でも取りつけ可能な範疇となると、添付の図にあるLアングル 厚み6mm×幅50mm くらいが良いと思います。(それでも4kg/mあるので1.8Mだと7.2kg程あります。)
また、図の様に口型とL字アングルは溶接しても良いのですが、とても大きなものになり送料が高くなりますし、つなぐことで強度に変わりはないので別体で製作・発送をおススメ致します。

と、この様なやり取りをさせて頂いておおかた下の構成で作成する事になりました。付属するネジは太さ5×全長25mmのものを選定。

そして出来上がったのがこちら。(アングルは撮り忘れました…)上記の様に2転3転しましたが、iron legs parts 4 の仕様変更という事で収まりました。

アイアン口型ベンチ脚

その他、DIYでの取付の際に注意点としてお伝えしたのが以下。
・天板と脚を強い力で密着させて強度が出るため、「電動ドリル」ではなく「インパクトドライバー」での取付を推奨
・エークバッケンの原材料は「パーティクルボード」。ちょっと特殊なので木ネジが効きづらい
・そのため、こちらで選定した5mmの「太めのビス」を使用し、取付時には必ず「下穴を開ける」こと
・下穴径はビス5mmの70%程度が良いので3mmの木工用ドリル刃がおすすめ
・ビス締め時には「空回りさせない」事がポイント。締めすぎには注意

到着後は楽しみのあまり一気に取り付けてしまったそうで取付時のお写真はありませんが、こんな感じで紆余曲折ありこの冒頭のお写真になったわけです。サイズもぴったり、懸念していた横揺れもほとんどなく、以前に製作したデスクから続くお揃いのベンチを大変お気に入り頂いているのだとか。

シンプルでモダンなワークスペース

実際は幅186cmを横に2脚なので、お写真以上に広々として気持ちの良いワークスペースになっているのではと思います。それに白い天板に無塗装の鉄脚でシンプルにまとめた中にも、お子様の椅子があったりしてなんだかほっこりします。「お子さんはここに座るんだな」とか「顔を合わて仕事が出来るんだ」とか色々考えて、楽しそうに皆さんが座っている姿が想像できますね。

というわけで、いかがでしたでしょうか。もはや定番の アイアン 口型鉄脚。DIYでもこんなふうに鉄脚を工夫して使えば、自分にぴったりのオシャレなワークスペースも出来てしまう事がお分かり頂けたかと思います。

「わたしもこんなワークデスクが欲しかった…」と思った方は一度 contact よりお気軽にお問合せ下さい!あなたにピッタリのものが出来るはず!(Interior お問合せフォーム からでもスムーズですよ!)

定番の口型鉄脚や別のタイプの詳細はこちら → https://tetsumoku.com/category/iron-legs/