Tetsu Moku

鉄と木の家具 / デザイン制作

重さのあるテーブル天板用におしゃれで安定感あるT型の鉄脚を製作

重厚感のあるT型鉄脚

今回は写真の様なT型の鉄脚を製作させて頂きました。「テーブル脚」としては、変わったカタチなので目に留まった方も多いのではないでしょうか。重さのある無垢一枚板を載せる脚としてオーダー頂きましたが、そのスリムな見た目とは裏腹に意外としっかりして安定感もあるのでおススメです。

重い天板に使うテーブル脚の候補として

当初は下の3タイプでご検討されていました。ハンマーパイプ を使ったものと、口型、そしてT型の鉄脚。

こうして並べてみるとハンマーパイプのものは部材自体が太く頑強なイメージがあります。そして、口型は定番といったところでしょうか。T型は口型より部材が1本多い分、口型より強度と安定感があります。お客様は無垢の天板を傷付けないために、脚をネジで固定せずに天板を置くだけでテーブルにしたかったという事もありT型を選定されました。

オプションでアジャスタの追加が可能

加えて天板のガタツキを懸念されてアジャスタの追加がご希望でしたが、もちろんアジャスタの追加も可能です。(有料オプション)それではと選定したのが下の様な薄型のアジャスタです。(LAMP TG-40)

鉄脚のアジャスタ LAMP TG-40

もちろんこの場合、9mm厚フラットバーにタップを立てて付けるため裏側にボルト部分が突き出てしまいます。その辺りも下の様な図でご説明しながら本体の製作サイズを決めさせて頂きました。

薄型アジャスタの出寸法と製作サイズの検討

ちなみに薄型アジャスタの全高は26mm。Aの状態で材厚み9mmの深さまでねじ回すと約17mm出る事になります。いっぱいまで締めたBの状態では、あし部分の厚み6mmが出ます。今回はいっぱいまで締めた状態で高さが620mmをご所望でしたので、鉄脚自体の高さは 620mm – 6mm =614mm で製作しました。

天地を逆さまにして使用する場合は、このアジャスタのボルトが見えるか見えないかで印象も変わるため、意外と重要なポイントとなります。実は個人的には、天板、鉄脚ともに重量があるため少しくらいの不陸ではガタつく事もないのではと考えておりますが、アジャスタを追加したい場合はご参考になれば幸いです。

スリムだけど重い天板も載せられるT型鉄脚

厚み9mmなので、こうして見ても角パイプを使ったT型鉄脚よりかなりスッキリした印象になります。「こんなに薄くて大丈夫なの?!」と思われるかもしれませんが、これが意外と大丈夫です。鉄のフラットバー9×100というのは、力の掛かり方にもよりますが大の大人が手で思いっきり曲げようとしてもまず曲がらないものです。

T型鉄脚 正面から

例えば体重60kgの男性がこの鉄脚に載ると少ししなりますが折れたりする事もありません。そして天板を載せた時には縦の材が各3点で縦に荷重を受けるのでしなったり揺れる事もありませんでした。(お客様の天板サイズは W2120 × H860 × 厚み52 (mm)でした。推定50~80kg。)

※天板を載せる際は、テレビの地震対策等に使われるジェルマットをアジャスタに載せてから天板を設置すると、万が一の時に滑ったりせず具合が良いかと思います。

いかがでしたでしょうか。もちろんサイズ・仕様の変更も可能で、オプションでアジャスタも付けられるので思惑通りのものが出来るかもしれません。気になった方はお気軽にお問合せ下さい。

T型鉄脚の詳細は こちら