千葉県のお客様よりご依頼の iron high stool を製作させて頂きました。新居のモルタルキッチンカウンターに合わせたいとご依頼頂いたこのハイスツール、鉄脚のフレームはミリ単位でオーダー出来るので、「DIYで座面だけ自分で準備したい!」という方にもおススメ。設置写真も頂きまして、とってもオシャれーな感じになっていましたのでご紹介致します!
モルタルキッチンカウンターに合う無骨で背の高いイスを探していた
お問い合わせ当時、モルタルの長ーいキッチンカウンターがまさに施工中でありました。(幅2.5M × 高さ1.1M)一般的なテーブル高さが70cmとすると、40cmも高いカウンターです。この高さに合うとなると、いわゆるカウンターチェアとかハイチェア、もしくはバーチェア、ハイスツール と呼ばれるものが必要となってきます。それに加えてモルタルの雰囲気にも似合う、無骨な雰囲気のイスを探されていました。
ところが、背の高いイス自体はあるものの綺麗に整えられた「工業製品感」が見えてしまうものが多かったそうです。そんな中 Tetsu Moku の商品は溶接の跡が残っていたり、サビが出ていたり粗野な感じも残っているのでお客様の感覚にしっくり来たのだとか。「黒皮」と呼ばれる鉄の酸化皮膜は「濃いグレー」といった感じの色なので、モルタルの色ともしっくり馴染んだのかもしれませんね。
シルエットは2タイプから選択可能
そして Tetsu Moku の商品の中で「ハイスツール」というと、 daikei high stool という台形のものと、iron high stool というストレートのものがあります。初めは台形タイプと迷われたそうですが、ストレートの方がカウンターの形状にもしっくりきたとの事で右のストレートタイプ を選択されました。脚の広がりがあるとそれだけ幅を取るのでストレートタイプの方が効率的とも言えるかもしれません。
座面部分の木材の厚みは自由に調整可能。DIYにもおススメ!
座面部部についてお客様から「座面を2cm以上出してほしい」とご相談がありました。このタイプのスツールは、上面に木の板をはめ込んで裏からネジ留めされているだけなので、座面の厚みを変更する事で見え方を変える事が出来ます。例えば下の図の様に、30mm厚の座面の場合はフレーム幅で隠れる部分が20mmですがフレームの厚みで3mm上がって座面が付いているので13mmが見えるという具合です。
どのぐらい違ってみえるかの参考に下の写真をご覧下さい。真ん中の13mm見える位がほど良いかと思いますが、最終的にはお好みです。今回は一番右写真の40mm厚の座面を使って23mmが見える仕様にしました。(座面厚みが増した分は追加料金(+¥1,000@1脚)が発生)
この鉄脚のフレームは、上に書いた様に丁度いい大きさにカットした座面を載せてネジ留めするだけなので「座面は自分で選んだものがいい!」という方はフレームのみ購入してDIYで取付されるのも良いかもしれませんね。その時はお気軽に contact からご相談頂ければと思います。
カウンター幅に対していくつ並べるとバランスが良く使い易い?
お客様は2.5M幅のカウンターに「出来れば4つ配置したいけど窮屈じゃないかな?」と心配されていました。頭でイメージするだけでは難しいので、下の様な簡単な図をお作りして見て頂きました。同じ様に迷われている方も、この方法がおすすめです。
3脚の場合はすっきりした印象ですが隣と53cm 程の間が空きます。結構な距離です。少し寂しい感じもしますが、
一方、
設置写真|モルタルのカウンターに雰囲気が合っていい感じに!
そうして出来上がったのがこちら。無骨でいたってシンプルなスツールです。
実際どの様な感じで置かれるのか楽しみにしていると、数日後に設置したお写真を送って下さいました。なんともおしゃれ~なキッチンで使って頂けてとても嬉しいです。やっぱり実際のお写真を見ると感じるものが違いますね。モルタルとの相性もグッドです!良かった!
というわけで、鉄脚のハイスツールいかがでしたでしょうか。大きさや高さ、座面を変えるのも思いのままです。
中々見つからないハイスツールをTetsu Moku でオーダー製作してみてはいかがでしょうか。ご興味がある方は contact より是非一度ご相談下さい!
商品の詳細はこちら → iron high stool 1