アイアン塗料をテーブルの鉄脚に試用

シュッペンパンザー80mlとやすりを掛けた鉄脚

アイアン塗料(SCHUPPEN PANZER パンザーP ブラック)を試用してみました。ウォルナット天板のコーヒーテーブルの鉄脚に塗ったのでその様子をご紹介します。

パンザーPブラックは黒ではなく濃いグレー

アイアン塗料 SCHUPPEN PANZER パンザーP ブラック 鉄脚に塗ったところ

塗料が届いてフタに塗ってあるサンプルを見てもしや…とは思っていたのですが、まずもって色名にある「ブラック」というよりは「ダークグレー」に近い です。完全なる黒を求める人は恐らく満足しませんのでご注意下さい。

下の写真の様に実際に鉄脚に塗ってみてもやはり濃いグレーでした。塗料の中に鉄粉が入っているのがこの塗料の特徴でもあるので、これが反射してそう見えるのもあるかもしれません。

海外では門扉などのアイアン製品の補修用に使われていると聞いていたので、個人的にはもっと黒さを期待していたのですが…引きで見てもやはり濃いグレーです。残念。

厚めに塗ると凹凸が出て、ヤスリでこすると明暗も

でも、この塗料のもう一つの特徴として凹凸で質感を出せる点があります。これは粘度の高い塗料だから成せるワザかもしれません。

初めは薄く塗り上げて完全に乾いたらボテボテと厚めに塗る。その塗り具合だけでも数種類のテクスチャが出せそうです。最後に240番位のペーパーで仕上げると、削られた部分は明るく見えるので明暗が出ます。全体的には削っているため手触りもよくなります。(凹凸浅めに塗ってみたキャッシュトレーがこちら。)
やする時は下の様な感じでやります。※音が出ますのでご注意下さい。

結論、これはこれでとても良い塗料です。また色々なものに塗ってご紹介させて頂きます!