
山梨は小淵沢の一棟貸しコテージ KOBUCHIZAWA COTTAGE Wagan 様からのご依頼で ガビオンに取り付けるアイアン抜き文字看板 を製作させて頂きました!ガビオンに看板を取り付けるといっても「まず可能なのか?」「どう指示したら良いのか?」という状態だったというお客様でしたが、無事に設置する事ができました。今回のオーダー製作のやり取りは、これから看板をガビオンに設置したいと考えていらっしゃる方にも参考になると思いますのでご紹介致します!
KOBUCHIZAWA COTTAGE Waganとは?
KOBUCHIZAWA COTTAGE Wagan は山梨県北杜市小淵沢にある一棟貸しコテージ。WEBサイト( https://cottage-wagan.jp/ )から既にすがすがしい雰囲気がもれちゃってます。こんな所で過ごせたら癒されるのは間違いないでしょう。一度は行ってみたいと思っていた場所なのでこちらを拠点に小淵沢を探索してみたいものです。そしてこんなおしゃれなコテージの看板を製作させて頂けるなんて嬉しい限り!

ちなみに設計は久保敦史建築設計事務所 様。HPには室内の写真も掲載されています。建築探訪で行ってみるのも良いですよね。
ご要望
さてさて、今回のご要望はこんなご連絡から始まりました。

地名(漢字3文字)+コテージ 施設名称(英字5文字)+ロゴ
で考えておりまして駐車場入口に作成予定のガビオンに設置をする予定です。
・横90~120㎝、高さ45㎝前後の鉄の切り抜きの看板
・ガビオンに設置をする為、背面に取付の金具かボルトを取り付け可能か
・背面に発光LEDパネルを入れる予定
・予算感的にどれくらいか
・発注後、納期がどれ位必要なのか
お忙しいところお手数をお掛け致しますがどうぞ宜しくお願い致します。
とてもご丁寧にご要望を頂いたのですが、仕様によって金額が変動いたします。もう少し伺いたい点もあったのでお電話させて頂きましたが突然でしたので繋がらず。後日メールにてやり取りさせて頂きました。

一度詳しくお話をお聞かせ頂けますと具体的な金額がご提示可能です。
・発注後の納期は只今1.5か月程
・厚み3.2mmで120cm×45cmの場合、重量は14kg前後
・仕様にもよりますが、現状の想定で10万前後
・切り抜く文字数によっても金額が変動
・細かい文字は耐候5年のカッティングシートにするとコストダウン
・看板裏へのボルト溶接可能(長さ等も指定可能)
・ロゴのデザインが知りたい(切り抜き可能かをみるため)
・ガビオンのサイズとメッシュピッチが知りたい(裏面取付用ボルトの位置出しのため)
すぐにご返信頂き、まずはロゴデータとガビオンのメッシュサイズやピッチの情報をお知らせ頂きました。ガビオンは資料が手元になく、実際にガビオンの展示場まで図りに行って頂いたそうです。

色々と相談をさせて頂けると助かります。
・看板を取り付けるガビオンの画像とロゴデータを添付
・ガビオンのサイズや連結箇所、置く場所等を示すスケッチを添付
・設置する場所は盛土の上部の設置
・オレンジの線で示した下部5センチメートル前後は埋設予定
お手数をお掛け致しますがどうぞ宜しくお願い致します。


製作可能なパターンをお知らせ
まずは頂いた情報を元に製作サイズを割り出して外形サイズは W800 × H340 (mm) でご提案しました。仕上げに関しては、求めるもので価格も見た目も変わってくるため、Tetsu Mokuで製作可能な3パターンをご提案。(それぞれのお見積りは別途お知らせしています。)


A案 ステンレスにアクリル焼付塗装(高価)+ カッティングシート ※耐候◎
B案 アイアン塗料 + 抜き文字 ※耐候△
C案 鋼板の無塗装(安価)+ 切り抜き ※耐候×
アイアン塗料の質感参考

鋼板の色味と質感参考

結果はB案のアイアン塗料となりました。コストも耐候性も中間の案です。全くサビない訳ではありませんが、サビづらくサビたとしても塗料が市販されているためご自身でもメンテナンス出来るのが利点です。文字は切り抜きで、サイズは少し変更してW850 × H300 (mm)となりました。
データ入稿
レーザー切り抜きのためのパスデータはTetsu Mokuでも有料で作成可能ですが、今回は上でご紹介した設計事務所様がロゴもデザインされていたので作成頂けるとの事でした。コストカットにもなるので、周りに出来る方がいるのであればご用意頂く方が良いと思います。データ作成の際には注意点があるため、以下をお伝えさせて頂きました。

・Adobe Illustratorでの作成 (データの拡張子が.ai)
・「アウトライン化」して完全パスデータにする
・ハシゴに関しては、下記注意事項を参照
□文字へのハシゴ追加の注意点
BやOの部分をそのまま切り抜きますと、中が抜け落ちてしまうため
落ちない様にどこかで線で繋がげなければならない部分があります。
文字の太さ、線の太さともに最低3mm必要になりますのでご留意下さい。
そして作成頂いたのがこちら。はしごの部分も問題なく作成頂きました。これでレーザー切り抜きはOKです。

ガビオンに看板を取り付ける方法
今回もう一つ重要なのが、ガビオンへの看板の取り付け方法。下の様な構造でメッシュに引っ掛けてから、裏側からプレートで挟む方法をご提案しました。


画像くらいの位置にボルトを溶接してガビオンに引っ掛け、裏側からプレートを通した後に
ナットで締めて固定となります。
・ガビオンの石は後から入れる想定
・重さがありますので、風でまくられることはないと思います
・本来は4点固定が望ましいですが、メッシュをよけて位置を出すとなると現物確認で精度が必要
・その点を鑑みて2箇所を推奨致します
・看板の位置を変更の場合は、現在割り出しているボルト位置を変更する事で調整可能
設計士様も交えて検討されるとの事でしたので「こういう構造に出来ないか」なども
簡単な絵で構いませんのでお送り頂ければ、出来る限りご対応させて頂きます。
固定位置はできるだけ初めにお送り頂いたスケッチを再現しながら、製作上の都合が良いのでこちらにお任せ頂きました。頂いた情報から原寸で下の様な絵を描き位置を割り出しています。メジャーで図って頂いたので多少誤差が出ても良いようにクリアランスを多めに取ったのもポイント。高さ方向は決まってしまいますが、横方向はある程度調整が可能です。

完成
そうして出来上がったのがこちら。無骨な質感のアイアン塗料はかわいいロゴでも似合ってしまいますね。

角度によって表情や色味が変わるので面白いです。


触ると意外とサラサラなのも不思議です。

設置写真
無事に取付出来たという事でお写真も頂きました(ありがとうございました!)いいですね!周りの緑と石に馴染みつつ、しっかり主張もされている様に伺えます。



という事で、ガビオンに取り付けるアイアン抜き文字看板 でした!これからガビオンに看板を設置したいと考えていらっしゃる方の参考になりましたでしょうか?今回のケースでいくと、ポイントはメッシュピッチに合わせてボルトを立ててプレートで挟み込む!のが吉かと思います。
全く同じように製作する事はもちろんのこと、違ったケースでも「こんな風には出来ますか?」という方も是非お気軽にお問い合わせください!
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