Tetsu Moku

鉄と木の家具 / デザイン制作

テーブル用の鉄脚をオーダー製作

鉄脚をグラインダーで削る栃木県のお客様よりテーブル用の鉄脚のみのオーダー製作をご依頼を頂きました。足場板を天板にしたテーブルの自作を検討されているそうで、脚のみオーダーできる所を探していたそうです。鉄脚にするだけでさまになるので、天板を何にするかが決まっている方には便利なオーダーです。そこで今回は鉄脚のみの製作の様子をご紹介します。

まずは必要な大きさを決める。

今回のお客様はCADをお使いでしたので、この様な画像でサイズをご指定頂きました。もちろん、口頭やメール、手書きでもOKです。その際には、ちょっとしたオプションの加工や構造についてのご相談も承ります。

■ 仕上がりの高さについて
必要な高さから「天板の厚み〇〇mm」を引いた数字がご注文頂く「鉄脚の高さ(H)」となります。通常使用する鉄脚の厚みは9mm(t)、幅は50mm(D)となっております。もちろん変更も可能で、例えば鉄脚の厚みをより薄い6mmにする事も可能です。※お求めになるテーブルの大きさにより可否が変わります。

■天板に取り付けるためのネジ用穴について
ネジ用穴の箇所はおまかせ頂いても、位置を指定して頂いても結構です。※穴は貫通穴テーブル用鉄脚のサイズ指定の図

仕上げ方法を選択する。

次に仕上げ方法を選択して頂きます。代表的な仕上げ方法としては下の写真の様なものがあります。

アイアン仕上げ 色サンプル
光の当たり方や見る角度によっても若干変わりますが、左から無塗装、黒染め、黒マット、アイアン塗料、となります。料金としては、黒染め>アイアン塗料>黒マット>無塗装となります。もちろんツヤあり白、白マットなどの色変更も可能です。

仕上げ方法により加工が必要な場合

いよいよ製作ですが、今回は「黒染め」を選択頂いたので、無塗装の状態から黒皮と呼ばれる酸化皮膜を削ります。この作業と薬品で染めるため、他の仕上げ方法よりも料金がお高めになっています。「黒染め」は、いわゆる只の黒の塗装や黒皮とは異なり、字のごとく「鉄を染める」仕上げ方法です。個人的にはリアルな質感であると感じます。削り跡や染めムラも現れて後々はサビもうっすら出ます。ラフで一風変わった質感がお好きな方にはオススメの仕上げ方法です。

アイアンの黒皮(酸化皮膜)をグラインダーで削る

ネジ用穴の加工

天板に固定するネジを通すための穴を必要な箇所に開けます。
アイアンFBにボール盤で穴を開ける

溶接して組み立て

サイズに切りそろえた材料を溶接して組み立てます。

溶接して組立 1
溶接して組立後

薬品で鉄を黒染め

脱脂をして薬品で鉄を染めていきます。
鉄を薬品で黒染め

完成

そして出来上がったのがこちらです。先日納品させて頂きましたが、きっとテーブルの脚としてこっそり主張しつつその役割を果たしてくれている事でしょう。

こんな感じで「脚だけよろしくね。」的な注文も承っております。全然OKです。気になった方は是非contactよりお問い合わせ下さいますようお願い致します。

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