ひらがなの鉄文字でおしゃれな表札を | アイアンのオーダー表札

ひらがなの鉄文字横浜市のお客様よりオーダー頂きました アイアン表札 を製作させて頂きました。今回は 「平仮名かカタカナの表札 を作って欲しい」というご依頼です。製作までのやり取りなどその様子をご紹介致します。

ひらがなとカタカナで迷ったら

初回お問い合わせ時に、ひらがなカタカナで迷っていて、なんとか家族を説得したいので色々と見てみたい。」というご相談を頂きました。Tetsu Mokuのアイアン表札は、料金にデザインデータ製作料も含まれていますので、正式にご発注頂いていないこの時点ではあまりつっこんだ(手の込んだ)ご提案は出来ません。ただ、少しでも雰囲気が掴める様に既存書体にてラフ案をご覧頂く事は可能ですので、その旨をお伝え下さい。今回もまずはひらがなかカタカナかを決めて頂くためのラフ案をお送りさせて頂きました。

こうして見るとこんな表札があっても全然おかしくないですね。また、ひらがなとカタカナではだいぶ印象が違って、文字の大きさや配置を変える事でも見た目のリズム感や受ける印象(まじめ、かわいらしい、和風、洋風など)が変わる事も分かります。

ご覧頂いた結果、ご家族にもご了承頂けた様で正式にご依頼を頂きました。同時に気になったレイアウトにマルを付けて頂いて画像をお送り頂きましたが、「少なくともマル以外のレイアウトや雰囲気はあまりお求めではないんだな」等のデザイン上の大きな指針を受け取る事が出来ますので、こういったレスポンスを頂けるのは非常に助かります。

ひらがなの書体でデザイン展開

ご検討の結果、今回は平仮名で製作する事になりましたので一つ特徴的な書体をご提案させて頂きました。コミック等でよく見られる擬音文字からインスピレーションを受けているもので、下の画像の様に線と円のみで構成したものです。一文字ずつ作る図面の様な書体なのでカタカナや漢字では難しい場合も多いのですが、ひらがなでは比較的デザインし易くなっています。

このデザインをベースに、レイアウトのバリエーションを展開しています。

・A,Bはスタンダード且つかわいらしいイメージ。反面「よくある感じ」でもある。

・Cは少し変わった雰囲気でおしゃれなイメージ。図形的な要素が強いのでロゴマークに合うが一方で瞬間の判読性は下がる。

・Dは斜体のインパクトもあり雑誌のタイトル等に合う。正体より少し大人っぽくなる印象。

見て頂いた結果は、A-1かB-2。Tetsu Moku のオススメはC-1でした。

Cは唯一無二である部分は気に入ったものの、平仮名というだけで十分に個性的なので表札の機能である判読性を重視して除外されたそうです。
B-2は文字それぞれが家族一人一人を表している様で、なんだか「中の良さそうな感じ」が気にいったとの事でした。
この時点では、9割方B-2。

ところが、プリントアウトして実際に家の前に貼って見比べてみたところA-1が一番良かったそうで一番オーソドックスな案となりました。

ひらがなの鉄文字ってなんだかおしゃれ

そうして出来上がったのがこちら。アイアンのひらがな表札シンプルですが、やはりひらがなという事とリズムを変えている所が功を奏しているのでしょうか。なんだかおしゃれにすら見えてきます。カワいらしくもあり、インパクトもある。来客の際には一番初めに目に付くのが表札です。ひらがなの表札はあまり見掛けないので、きっと話題にあがる事でしょう。

下の写真は壁面への取り付け位置を決める為の台紙です。
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標準で付属しておりますので、別途ご依頼頂く施工業者様へお渡し頂ければと思います。(微妙な位置修正は施工業者様へご相談下さい。)

という事で、オリジナルデザインのひらがなアイアン表札、オーダーの様子をご覧頂きました。なんだかいいなあと思った方は是非ご相談頂ければと思います。
商品の詳細はこちら iron nemeplate 2